直接お客様に接するドライバーや係員の方、さらに現場職員をまとめる立場の方に、バリアフリー対応における“基礎的な接遇・介助技術”の習得と“気づきの心”を磨いて頂く研修です。
交通事業者職員(乗務員、駅員等の接客担当、技術・設備系職員、指導員、現場責任者クラス等)の他、スクールバス、大型商業施設や民間の送迎バスのドライバー、タクシードライバーの方にも受講して頂ける内容です。
交通サポートマネージャー研修(旧BEST研修)を受講頂いた方は『交通サポートマネージャー』として認定します。
直接お客様に接するドライバーや係員の方、さらに現場職員をまとめる立場の方に、バリアフリー対応における“基礎的な接遇・介助技術”の習得と“気づきの心”を磨いて頂く研修です。
交通事業者職員(乗務員、駅員等の接客担当、技術・設備系職員、指導員、現場責任者クラス等)の他、スクールバス、大型商業施設や民間の送迎バスのドライバー、タクシードライバーの方にも受講して頂ける内容です。
交通サポートマネージャー研修(旧BEST研修)を受講頂いた方は『交通サポートマネージャー』として認定します。
さまざまな障害を対象として、講義と実技演習、グループディスカッションにより構成される2日間の研修プログラムです。
内容 | |||
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1日目 | 午前 | オリエンテーション | 2日間の研修内容やスケジュールを説明します。 |
バリアフリー法と接遇・介助の必要性(30分) | バリアフリーに関する法制度や取り組みの最新事例、接遇・介助の必要性や心構えを学びます。 | ||
グループディスカッション(40分) | グループごとにディスカッションを行い、障害当事者講師とのコミュニケーションを図ります。 | ||
障害の理解とコミュニケーションの基本(60分) | 障害の全般について理解を深めるとともに、コミュニケーションの基本について学びます。 | ||
午後 |
障害のあるお客さまの日常生活と移動①(40分) 【車いす、肢体不自由など】 |
車いす使用の当事者が講師となり、日常生活の困難な点や移動・介助のニーズについて学びます。 | |
接遇・介助方法の修得・実技演習①(60分) 【車いす】 通路、段差等を利用し、介助する側・される側の体験 |
実際の場面を想定した実習を通して、車いす使用のお客さまに対する接遇・介助方法の基本を学びます。 ※時間があれば、実際の公共交通機関を利用した実技演習を行います。 |
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障害のあるお客さまの日常生活と移動②(60分) 【聴覚障害】 基本的な手話や筆談といったコミュニケーション方法 |
聴覚障害者の日常生活の困難な点や移動・介助のニーズを学び、コミュニケーション手段としての手話などを体験します。 | ||
2日目 | 午前 | グループディスカッション(40分) | グループごとにディスカッションを行い、障害当事者講師とのコミュニケーションを図ります。 |
障害のあるお客さまの日常生活と移動③(60分) 【知的障害、精神障害、発達障害、内部障害、難病、高齢者など】 |
さまざまな障害のある当事者が講師となり、日常生活の困難な点や移動・介助のニーズについて学びます。 | ||
午後 |
障害のあるお客さまの日常生活と移動④(30分) 【視覚障害】 |
視覚障害の当事者が講師となり、日常生活の困難な点や公共交通利用時の移動・介助のニーズについて学びます。 | |
接遇・介助方法の修得・実技演習②(70分) 【視覚障害】 通路、階段等を利用し、誘導する側・される側の体験 |
実際の場面を想定した実習を通して、視覚障害のお客さまに対する接遇・介助方法の基本を学びます。 ※時間があれば、実際の公共交通機関を利用した実技演習を行います。 |
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気づきのトレーニング(120分) | グループディスカッションを通して、受講者と障害当事者、さらに受講者どうしで意見交換をすることで、2日間の研修内容を深めます。 |
※このプログラムは一例であり、実際の研修時には各コマの配分時間が変わる場合があります。