このページではJavaScriptを使用しています。JavaScriptの設定がオンになっていない場合は、表示や操作が行えないことがあります。 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団 | 財団の概要 > 会長あいさつ

財団の概要

会長あいさつ

当財団は、日本財団をはじめ関係各位のご支援により平成6年に当財団の前身である交通アメニティ推進機構として設立され、その後、平成9年にそれまでの交通バリアフリー推進事業に環境対策事業を新たに加え、名称を「交通エコロジー・モビリティ財団」に変更し、そして平成24年4月1日付けで内閣総理大臣より認定を受けて公益財団法人に移行致しました。

我が国は21世紀に入り、様々な課題に直面しております。交通の分野におきましても従来の速くて安全な交通機関を追い求めるだけでは時代の要請には応えられなくなってまいりました。これからは、すべての人が安全で、安心して移動できる交通機関の実現や、地球環境と共生できる交通システムの構築が強く求められております。

当財団は、このような情勢を踏まえバリアフリーの分野では、鉄道駅、旅客船等におけるバリアフリー施設の整備の推進や高齢者や障害のある方々が安全かつ快適に移動できる交通システムの実現のため、関連する施設整備に対する支援、啓発活動、情報提供や調査研究を実施し、ハード、ソフト両面から交通バリアフリー化の推進を図ってまいりました。平成18年に交通バリアフリー法とハートビル法を合体し、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れた『バリアフリー新法』が施行されましたが、当財団においても一層の移動の円滑化を図ってまいります。また、交通環境の分野では、持続可能な環境・省資源型社会を実現するための交通システムの推進を目指して環境負荷の少ない事業運営の取り組みであるグリーン経営認証制度の実施等を展開してまいります。

今後とも、さらに交通バリアフリー施策及び環境対策の推進を図るため「人と地球にやさしい社会環境の実現」に向けて、思いを新たに、役職員一同より一層の努力を重ね事業を推進していく所存であります。

改めて、更なるご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団 会長 岩村 敬