わが国における二酸化炭素排出量のうち、運輸部門は20.4%を占めており、そのうち88%は自動車からの排出となっています(2004年度)。
アイドリングストップをはじめとする「エコドライブ(環境に配慮した自動車の使用)」は、ドライバーのみなさまがそれぞれちょっとした努力で、燃料消費量の削減、すなわち二酸化炭素排出量の削減につながります。
わが国のCO2年間排出量の1割以上が「自家用乗用車」からのものです。このため、ドライバーのみなさま方々がちょっとした努力をすれば、CO2削減に多大な効果をもたらします。
一方、環境省は家庭でできる地球温暖化対策として10項目を挙げ、それらが実行されればわが国の温室効果ガス排出量全体の2.8%を削減できるとしています。
10項目中2項目がクルマの運転に関わるもので、その年間CO2削減効果は(10項目による効果の)約3割を占めています。過程で手軽にできる地球温暖化対策のなかで、クルマ関連がいかに重要かがご理解いただけると思います。
ちょっとしたクルマの乗り方の工夫で、あなたも今日から環境にやさしいドライバーになれます。