2017年4月24日
我が国への外国人旅行者は年々増加していますが、とくに近年は個人旅行者が増えており、個人でも円滑に移動できるための環境が重要となってきています。
そのためには、地域において外国人旅行者等が目的地まで円滑に移動するための交通機関の改善や案内情報の充実化などの取組みを推進していくことが必要です。
(1)プロジェクトの内容
自治体、交通事業者及び地元観光協会等が連携し、外国人旅行者が個人でも円滑に移動するための環境整備を目指す取組みを募集します。
<対象となるプロジェクト例>
2件程度
エコモ財団は、以下のことを通じて、ノウハウの提供や資金面での支援等を行います。
(1)運営面での支援
・情報提供及び情報収集の支援
(2)資金面での支援
@支援対象経費 (個々の詳細や限度額については、募集要項4頁の別紙「支援対象費目及び経費単価」を参照)
A支援限度額 1プロジェクトにつき、1年あたり300万円程度
(3)支援期間
上限、3年まで
支援申請する場合は、平成29年6月30日(当日消印有効)までに以下の書類2点を添付して、下記宛に提出してください。
@平成29年度 地域における外国人旅行者等の移動円滑化に関する支援事業 支援申請書
A平成29年度 地域における外国人旅行者等の移動円滑化に関する支援事業 実施計画書
<提出先>
〒102-0076
東京都千代田区五番町10番地 五番町KUビル3階
公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団
交通環境対策部 岡本
TEL:03−3221−7636
応募案件は、学識経験者や国土交通省等の関係者で構成される委員会において審査、選定されます(8月開催予定)。
(2)結果通知 選定結果は、申請者宛に文書で通知します。
なお、複数年に渡る事業であっても、年度ごとに支援申請が必要となります。
エコモ財団は、支援団体等が開催する委員会に事務局として参加します。また、複数年に渡る事業であっても、年度ごとに支援申請をしていただき、実施計画等の確認を行います。
プロジェクト別推進委員会の委員長(またはその代理)は、エコモ財団が設置する第2回以降の普及推進委員会(仮称)に出席し、プロジェクトの経過報告を行っていただきます。
(2)完了報告
事業完了後、すみやかに事業完了報告書をエコモ財団宛に提出していただきます。29年度の実施期間は、最長で平成30年2月28日までとします。なお、複数年度に渡る事業であっても、年度ごとに事業完了報告書を提出していただきます。 エコモ財団は、事業完了報告書が提出されたときは書類審査及び必要に応じて現地検査等を行います。その結果、事業の成果が支援決定の内容に適合すると認めたときは、支援額の決定を行い、支援団体に確定通知をします。
エコモ財団は、提出された支援申請書の内容を吟味し、支援費の交付が適当と認められた場合、支援申請書に記載された額を支援事業者に振り込みます。ただし、確定通知額がこれを下回る場合は、年度末までに、余剰金をエコモ財団まで返金していただきます。 また、エコモ財団が必要であると認める場合は、精算払いとすることができます。
支援事業の実施状況や事業完了報告書等は、エコモ財団に帰属するものとし、普及のためにホームページ等で公表します。