5月から実施した、交通事業者向けの手話教室は東京地区で去る11月10日、大阪地区では去る11月9日に手話教室を終了いたしました。
36名(修了書交付数)の方が手話初級教室を終了いたしました。この36名の数字というのは、単なる2〜3日の研修ではなく、7ヶ月間と言う長い間、教室へ通い、勉強され、且つ7割以上の出席をした方が修了書を受け取ったものであります。
手話教室を修了した受講者からは、「聴覚障害者の方々とのコミュニケーション方法のひとつである手話を学び、聴覚障害者との距離が縮まり理解を深めることができて有意義だった」、「手話は難しいものと思っていたが、講師の方々の工夫された指導により楽しく学ぶことができた。今後も継続して欲しい」、「多くの方々と接する交通事業で勤務する中で、障害をお持ちの方々の立場になった見方ができ大変勉強になった。また、同業他の方とコミュニケーションを図れて有意義だった」、「聴覚障害者とのコミュニケーションのあり方、心のふれあいの重要性を学んだ」、「手話教室の開講日の休日開講や週2回開催してほしい」との意見がありました。
ここに、この事業に協力して頂いた全日本ろうあ連盟、大阪聴力障害者協会、参加頂いた交通事業者及び実施にご協力頂いた関西鉄道協会、関西交通経済研究センターの皆様に深く敬意を表するとともに感謝を申し上げます。
今回、参加して頂いた交通事業者等は下記の通りです。
東京地下鉄株式会社 | 3名 |
---|---|
東日本旅客鉄道株式会社 | 1名 |
西武鉄道株式会社 | 2名 |
小田急電鉄株式会社 | 4名 |
東急バス株式会社 | 3名 |
東京空港交通株式会社 | 3名 |
全6事業者/16名
大阪市交通局 | 5名 |
---|---|
阪神電気鉄道株式会社 | 1名 |
神戸新交通株式会社 | 1名 |
南海電鉄株式会社 | 2名 |
阪急電鉄株式会社 | 2名 |
近畿日本鉄道株式会社 | 3名 |
京阪電気鉄道株式会社 | 5名 |
大阪星友運輸株式会社 | 1名 |
全8事業者/20名