交通環境対策事業

交通環境対策事業の成果:2000(平成12)年度

家電リサイクル品の海上輸送システム活用に関する調査

リサイクル品の輸送は、広域的な処理が必要、時間的制約が比較的緩い等の特徴があり、二酸化炭素削減等の環境負荷低減の観点を考慮すると、大量輸送機関である鉄道、海運を効果的に活用することが有効であると考えられます。

そこで、平成13年4月の「家電リサイクル法」の施行を前に、海上輸送を用いた静脈物流システムの問題点の事前抽出と改良を行い、実証実験を通じ海上輸送における問題点をクリアーにし、家電製造業者等に対し海上輸送を用いた物流システムが陸上輸送のみのシステムに比べて優位性であることを実証しました。