交通環境対策事業

交通環境対策事業の成果:1998(平成10)年度

エコドライブのすすめ

一人一人のドライバーの努力で 地球を守ろう

21世紀を間近に控え、私たち人類は様々な課題を抱えています。その中で、最も大きなものの一つが地球環境問題の克服です。産業革命以後、爆発的に増えているエネルギー消費により発生する多量の二酸化炭素で、地球温暖化問題が深刻化しています。私たちは日常生活で多量のエネルギーを使用していますが、特に石油を主燃料とする車からの排出ガスが、地球温暖化の大きな要因の一つとなっています。国内で一年間に排出される二酸化炭素総量の約20%は、これら車から排出されており、しかも今後増える傾向にあります。

私たちは、車が原因で引き起こされる地球温暖化の被害者であると同時に加害者であり、地球の将来に、私たちの子孫に、重大な影響を与えていることを忘れてはなりません。今後、皆様方におすすめする「エコドライブ」は、車のもつ利便性を享受しつつ、そこから 排出される二酸化炭素を極力少なくしようとするものです。

私たち一人一人が「エコドライブ」の重要性を自覚し、その実践に心がけ、地球温暖化の克服に少しでも寄与しようではありませんか。