バリアフリー推進事業

バリアフリー推進事業の成果:2007(平成19)年度

ラウンドロビンテストを用いた国際提案図記号の作成検討事業

一見してその表現内容を理解することのできる一般案内用図記号は、 文字表示に比べて優れた情報提供手段として、様々な分野で使用されて いる。しかしながら国内外での標準化が遅れており、なかでも優先設備 (席)に使用されている妊産婦、高齢者、乳幼児連れ、けが人、内部障害 者の図記号はばらばらに使用されている状況である。そこで、ラウンド ロビンテスト(RRT:当事国を入れて3 カ国以上で理解度、視認度テス トを行う方法)方式による国際提案を目指し、本年度は国内外における 事例調査の上、候補図記号の選定と作成を行った。また、RRT実施国と してイギリスとオーストラリアを選定した。なお、本事業は複数年度事 業であり、次年度ではRRTの実施を予定している。

委員長 加藤 久明(日本デザイン学会名誉会員)

  • 【報告書】ラウンドロビンテストを用いた国際提案図記号の作成検討事業成果報告書