バリアフリー推進事業

バリアフリー推進事業の成果:2004(平成16)年度

交通バリアフリー人材育成

交通ターミナル、道路、建築物の各分野で個別に進められてきた交通バリアフリーの整備について、まちづくりの観点から総合的に進めるべき段階にきているものの、これに対応しうる専門家の育成が急務となっています。

このため、道路、建築物の分野を扱う財団法人国土技術研究センターや学識経験者と協働し、これらを総合的に扱える専門家育成方策を検討し、「市民の進める福祉の交通まちづくり講習会(平成16年10月28日〜29日、目黒区心身障害者センターあいアイ館)」を開催しました。

また、今年度までの検討結果をまとめ、書籍「参加型・福祉の交通まちづくり〜交通バリアフリー法を中心にプロセスを学ぶ(平成17年2月発行、学芸出版社)」を発行しました。

そして、この書籍の発行を記念し、「市民と進める福祉の交通まちづくりセミナー(平成17年3月4日、いきいきプラザ壱番町カスケードホール)」を開催しました。

主査 新田 保次(大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻社会基盤工学部門交通システム学領域教授)