バリアフリー推進事業

バリアフリー推進事業の成果:1997(平成9)年度

アメニティターミナル設備のモデル事業について

神戸港中央突堤旅客ターミナル

神戸港中突堤旅客ターミナル

今後のターミナル整備のモデルとなるような、高齢者や障害のある方々を含む全ての人たちの移動円滑化対策を総合的に講じたアメニティターミナルの整備推進事業を行っています。

モデルターミナルとして阪神淡路大震災でとくに被害の大きかった海のターミナル「神戸港中突堤旅客ターミナル」と、鉄道のターミナル「阪急伊丹駅」を選定しました。両地に整備検討委員会(委員長:近畿大学理工学部三星昭宏教授)を設け、復興のシンボルとして、まちづくりの中心となるようなモデルターミナルの企画検討の結果、移動制約者を含む利用者のニーズを大きく反映させたアメニティターミナル整備計画が策定されました。

阪急伊丹駅

阪急伊丹駅

当財団は、そのアメニティ関係施設設備に対して助成金を交付することにしています。神戸港中突堤ターミナルは平成10年3月に、阪急伊丹駅は駅ビルが平成10年11月に完成しましたが、完成後も運用面 の評価を行うこととしています。