バリアフリー推進事業の成果:1997(平成9)年度
メーカーや事業者を集め、ノンステップバスの知識を拡げました。
車いすの利用者でも、直接歩道からバスに乗り込めるような超低床(地面から約20センチ)のバス(ノンステップバス)の普及を目的とし、バスメーカーやバス事業者の参加と多くの関係者の協力を得て、平成9年11月17日(月曜日)、東京ビッグサイトで開催しました。このバスは車いす利用者だけでなく、お年寄りや体の不自由な方々、さらには健常者にとっても極めて利用しやすい、いわゆるユニバーサルデザインのバスで、昨年3月以降全国各地で少しずつ導入され、今後、より多くの人々の利用促進に寄与するバスとして大きな期待が寄せられています。なお、ロンドン、ベルリン等ヨーロッパでは積極的な導入が図られ、既に7、8割の普及率になっていると言われています。セミナーには、関係各方面から強い関心が寄せられ、盛況裡に閉会しました。