どこでも・だれでも・気軽にサポートプロジェクトcont.
生き方のデザイン研究所 遠山昌子
サポートbook聴覚障害者編
2018年度から継続的に取り組んできた「どこでも・だれでも・気軽にサポートプロジェクトでは、視覚に障害のある人のニーズを中心に、公共交通機関利用時の安心・安全な移動を確保するために欠かせない「声かけサポート」を広く一般に啓発するために、視覚障害当事者とともに作成したミニbookを教材に地域向けの研修プログラムをつくり、当事者講師やガイドボランティアと連携して研修を実施。その経験も踏まえ,今回は聴覚に障害のある人にテーマを絞り、まずは、ニーズ調査を行った。 このプロジェクトでは、手話通訳、要約筆記等の情報保障についても、多くのボランティアの力を借りることができたこと、多くの当事者の協力が得られたことで大変充実した活動となったものの、新型コロナウィルス感染症予防の観点から集会することが困難となり、打合わせ、調整会議等を開催できず、プロジェクト事態が一時停止状態になった期間もあったが、可能なメンバだけでもと、オンライン会議システムなどを活用し情報交換を継続した物の、細かいニュアンスの伝わりにくさ、繰り返し確認が必要になることなどから、計画期間に完成できなかった。しかし、今後もより良いものをめざし、現在進行形で「サポートbook」の内容精査に努めている。 |
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