1)調査
@ヒアリング調査
・仙台市太白区内町内会関係・・・防災システムの構築経緯と発災時のシステムの効果(機能)について
Aアンケート調査 ○行政職員(仙台市泉区)に対するアンケート調査
・対象・・・避難所担当、避難所統括の立場にあたる職員 ・目的・・・既存の防災ゲーム(避難所運営等)から得られる効果と行政職員(被災体験者)が必要と感じた防災意識の高揚効果 ・実施回数4回 アンケート回収総数70名(100%) ・ヒアリングやアンケートから見えてきたこと 近隣住民間の恒常的なコミュニケーションの有無が発災時や一次避難時に様々な影響をもたらす。避難所での情報管理の重要性(避難所の運営者) 2)ゲームの骨子検討
・「避難所活動班 疑似体験〜避難所"KIT"を使って〜」(仮称)
*KITとは、活動(Katudou) イメージ(Image) トレーニング(Training)の頭文字をとったもの
・被災地での体験に基づく避難所内での活動班の活動内容をイメージトレーニングするツール
・避難所内で各活動班が効果的に活動ができるためには、他の活動班とどのような連携を必要とするか認識することを疑似体験から学ぶ
・高齢者やロービジョン者など文字等が見えにくい、コミュニケーションが取りにくい障害者用に音声ペンを使用したコンテンツも併用する(ユニバーサルデザイン)
・避難所内の想定される活動班と名活動内容の例 (検討項目)
(次年度研究計画(予定))
1)ゲーム開発の継続
@「避難所活動班 疑似体験〜避難所"KIT"を使って〜」(仮称)を用いた試行
@−2 シュミレーションゲームの試行対象者の拡充と改善展のフィードバック・整理
2)シュミレーションゲームのユニバーサルデザイン化
・障害者や外国人向けのコンテンツ(音声ツール)も併せて制作・試行