子育て期の交通バリアフリーに関わる人材育成・普及啓発に関する研究(237-社7)
宇都宮大学 長谷川万由美
(1)子育ち・子育てバリアフリー教室の開催および教室開催を担える人材育成のためのテキストの内容の検討
妊産婦、子育て中の人を対象としたもの、周囲への理解をよびかけるものなどが考えられる。
項目については、「子どもの発達段階に沿った分け方」と「バリア場面別」の二つの方向がある。前者は妊娠中の女性への配慮からはじまり、乳児連れ、幼児連れとそれぞれのバリアの状況とその注意点などをまとめたもの、バリア場面別では公共交通、道路、公園など主として場に着目して分類するものである。
講義形式、グループワーク、実車体験や疑似体験など進め方の方法もさまざまである。 (2)テキスト案の作成 (3)子育ち・子育てバリアフリー教室の試行 3/18に上記テキストを参考に子育ち・子育てバリアフリー教室を国土交通省関東運輸局、東京都交通局の協力のもと試行実施。教室でおさえるべき内容の試行だけでなく、テキスト等作成に必要な写真や動画の撮影を行った。 |